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新記記日記

新しい記記日記

妊婦日記

はいはい。みなさん。落ち着いて。
ASKA 氏の代わりにはてなブログを更新したので落ち着いてください。

http://aska-burnishstone.hatenablog.com/entry/2016/11/28/145356

 

■これは何か

これは妊婦日記です。
今はまだ鮮やかに覚えている(と思ったら既に忘れかけている)経過や感想を忘れたくないと思って妊娠中から書き溜めておいたものです。
心身のリソースの 2/3 が胎児に使われて運動機能も思考能力も著しく低下した妊婦の十月十日約 40 週間の個人的な 1/3 の純情な感情を箇条書きに書き溜めたものを強引にまとめた文章なので、非常に粗野で異常に長く構成も時系列も滅茶苦茶でほとんどビョーキですが、よろしければご一読ください。

■子がほしい

そろそろ子がほしいと思ったので作りました。
いろいろ悩んで、子を持つことに決めました。
いつ産むの、今でしょと決心して産みました。

■妊活のようなもの(※スピリチュアル含む)

基本的には以下のようなこと

・三食食べてよく眠る(家訓)
基礎体温の測定
・飲酒は一口
・親不知の抜歯(二本)
・冷えとり(靴下三枚重ね:妊娠する前月まで毎月風邪を引いていたので藁にも縋る思いで)

そもそもの話、結婚に伴う転居のため退職したので、まず履歴書を百枚書いて面接を十回受けて職に就き、一年以上勤務し、産休育休を取得できる環境を構築しました。これも妊活です。

また、スピリチュアルな話になりますが、女人厄除けのメッカであり京都のパワースポットである市比賣神社はめっちゃ御利益あることが判明しました。
その昔、新卒で入社した職場の先輩の奥さんが市比賣神社にお参りしたらすぐ子ができたと聞いたことを思い出し、本厄だしと厄除けに行ってみたのですが、本当に御利益あった。
縁切り縁結びの安井金毘羅宮もめっちゃ御利益あったし、京都の神社まじやばい、ということをお伝えします。
そうだ、京都、行こう。

■スピリチュアルと言えば

スピリチュアルと言えば、助産師会委託の両親学級に参加したのですが、月の満ち欠けや潮の満ち引きがお産に影響するという話はわかるとして、お産の合間に食べる軽食として夫が手で握ったおにぎりに安産の効果があるとか、夫の靴下を一緒に洗濯すると早産になりやすいとかさらっと言っていたのは、えっ何怖い、と思いました。
ちなみに私は入院する直前に夫が作ったいくらの醤油漬けをかけたごはんを食べました。

■伝統的スピリチュアルに守られた子

正月に行った市比賣神社でもらった厄除のお守り、五か月目の戌の日に近所の神社でもらった安産のお守り。両親、義両親、夫の同僚、私の知人、それぞれからもらったお守り。我々の子はとにかく堅く守られていたのであった。

■つわり以降の飲食物について

これしか食べられないというものはなかったが、いちご、トマト、柑橘類、もずく酢に更に千鳥酢を加えたもの、などをよく食べた。
アクエリアスのレモン味のやつをよく飲んだ。
ヨーグルト(雪印のナチュレ恵の脂肪 0 のやつ)を毎朝食べた。
すっぱいものを食べたいというより、さっぱりしたものなら食べられるという感じ。

カルシウムとナッツ(妊娠中に食べておくと子のナッツアレルギーを防げる可能性がある)を摂ったほうがいいのでは?と思い、小袋に入った小魚アーモンドみたいなやつを生協で買って食べた。
サプリメントは一種類だけ、葉酸とカルシウムと鉄が摂れるやつ。

にんにくが駄目、アヒージョ大好き人間だったのににおいすら駄目。
生のたまねぎが駄目、胃からにおいが上がり続けて厳しい。
ごはんの炊けるにおいが駄目、朝に炊けるように仕掛けておくと目覚めが地獄。

吐いたのは数回だし、つわりとしては軽いほうだとは思うが、とにかく平常時の自分の口の中の味が常に気持ち悪いので精神的に厳しく、正気を保つのが難しい。このまま発狂するかと思ったし、実際数か月間を朦朧として過ごした。

■妊婦服や妊婦グッズについて

妊婦服の基本は裾の広いティーシャツに無印良品の妊婦用ガウチョパンツ。
ビッグシルエットが流行っていたので楽だった。
無印良品は妊婦用レギンスも大活躍。夏用のと冬用のと二足ずつ買った。
ユニクロのブラトップワンピースも大活躍。夏はこれ一枚。
おなかが重いので腹帯をしていた。マジックテープで止めて腹囲の調節ができるやつ。
無印良品のダメニナルソファにも助けられた。
生協とベルメゾンを始めた。

あと、妊婦グッズというか、母子健康手帳交付時にとにかく異常な量の小冊子を支給されたんだけど、一冊にまとめてほしい。せめて判型を揃えてほしい。私が天皇になったら妊婦に渡す小冊子の判型は A5 か B6 に統一します。

妊婦マークは付けていません。

■経過と感想

妊娠中、とにかく体調が悪いので NHK の『総合診療医 ドクター G』の患者の主訴に対しては全症例に「私は(病名として)妊娠を考えました」と心のフリップを出していました。だってすべての主訴に該当するだもん。
http://www4.nhk.or.jp/doctorg/
妊娠と知らない状態でこんなに体調が悪いと命に関わる病気を疑う。妊娠出産は病気ではないと言われるけどほとんどビョーキだと思う。

月経が遅れているからとか三か月目にいきなり吐き気を催して洗面所に駆け込んでとかじゃなくて、とにかく謎に体調が悪すぎて異変はすぐわかる、人体不思議。
とにかく謎に体調が悪すぎる→とりあえず病院に行くか、何科に行けばいいのか?内科?いや心療内科?あ、婦人科?念のため調べておくか→陽性という流れ。

超初期はとにかく謎にしんどく、とにかく全身が気持ち悪い、とにかくおなかと腰が痛い、こんなにおなかが痛くて大丈夫なのかよ、正常な妊娠なの?と不安な気持ちに。

初期から臨月まで、生きているだけで二倍しんどくて、丈夫な人間でも座って息をしているだけで一日に何度かぶっ倒れそうになるのに、心身の健康に少しでも不安要素のある人間ならとても耐えられないのでは、と思った。
健康人間の私でも心身共に限界を感じた。
とにかく体が重くておなかがぽんぽこりんで苦しいので、転がって移動したいと思っていた。
安定期は楽みたいな感覚もあまりなかった。

背が高いほうだし、もともとのがたいもいいので、おなかだけぽっこり妊婦さん♡という感じにはならず、敢えて例えるなら力士のようであった。
立てば力士、座れば力士、歩く姿も力士である。

電車で席を譲られたことは一度もない。
やはり妊婦感がないのでは?
妊娠前に徒歩通勤できるように転居しておいてよかった。
(と思っていたら臨月に一度だけ譲られました。優先席にサッと座ったおっさんがハッとして譲ってくれた。ありがとうございます。)

当事者にならなければ行き当たらない情報やら慣習やらがあるなと思った。
え、そんな当たり前のように言われても、と思うことも多かったし、え、こんなこともわかってもらえないのか、いや私も知らなかったけど、と感じることも多かったし、妊娠業界と世間のギャップを感じた。
とにかく妊婦が目に付くし、産婦人科も混んでいるので、本当に少子化?とも思ったのもギャップだった。

こんなに四六時中つらいとは全然知らなかった。
とにかく眠くて体が重くて普段の半分以下の可動率だし、何より思考能力が低下している。心身のリソースが胎児に使われ支配されているのである。

臨月、咳をするとへそがぴょこぴょこ出る!
爪は切れないし、靴下は履けない!

以上のような経過を経つつ、以上のような怒涛の感想を持ちました。
思考能力が低下して朦朧としていたので、とにかくとにかくとにかくと書いている。

産婦人科医との邂逅

初診
先生「妊娠してますね。まだ心音が確認できないので三週間後にまた来てください。それまでに黒い塊が出たら流産です」
異常に体調が悪く思考能力も低下した私の感想「おめでとうとか言われないのか〜〜〜いきなり流産とか言わないで〜〜〜三週間後って長いな〜〜〜これで五千円は高いな〜〜〜」

おなかの張りで、二回、健診以外に通院した。
二回目はおなかが張りすぎて歩けないというかそもそも動けず、数日仕事を休んで寝たきりで過ごした。異常な発汗。子が心配。ウテメリン(張り止めの薬)は全然効かない!

先生「動きすぎですね」「仕事を休んだほうがいいんじゃないですかね」(産休までまだ二か月ありドクターストップというほどでもないので休めない)「薬を飲んでも張りが治まらないなら安静にするしかないですね」

私「今のところ順調なんでしょうか?」
先生「大きさ的には標準ですけど生まれてみないとわかりませんね」
私「そうですよね〜〜〜」

私「このままの経過で普通分娩できそうでしょうか?」
先生「そのときになってみないとわかりませんね」
私「緊急に帝王切開になることもあるということですか?」
先生「まあそうですけどそのときになってみないとわかりません」
私「そうですよね〜〜〜」

臨月に麻疹流行
私「麻疹の抗体検査とかしたほうがいいでしょうか?」
先生「抗体検査はできますけど妊娠中は予防接種は打てないしここまで来たら産むしかないでしょう」
私「そうですよね〜〜〜」

とにかく何を聞いても絶対に断定の回答はしないし、ああしろこうしろとも言わないし、不安を打ち明けても絶対に気休めとか言わない先生であり、逆に信頼できる。ありがとうございました。またここで産みたい。

■妊婦と夫

妊娠初期中期はつわりで常に口の中が気持ち悪いことによる精神的なダメージで発狂寸前ではあったが、情緒はわりかし安定していたように思う。
夫と喧嘩をしたのは二回ほど、二人とも喧嘩はだんまり派なので数日口を聞かず結局私から話しかけて仲直りするしかないので喧嘩をしても無駄、言いたいことを言ったほうがいい、ただし夫は言いたいことを言わないので私ばかり言いたいことを言ってはならない、夫の言い分を根気強く聞き出す必要がある。

夫(天使)は妊娠がわかってからは 21 時前帰宅から 20 時過ぎ帰宅に。
つわりがひどい時期は平日でも帰宅後に夜ごはんを作ってくれるなど本当によくサポートしてくれました。
普段から基本的にかなり家事をしてくれて恐縮するほどであり、私がしている家事は夜ごはんの用意と衣類と寝具の管理だけである。もちろん食洗機と洗濯乾燥機とルンバをフル稼働している。

飲酒はしてもらっていた。うちは車がないので運転の必要はないし、私がそれほど酒好きではないので目の前で飲まれてもそんなに気にならないし、とにかくなんでもやってくれるので、どうぞ飲酒ぐらいはしてくださいという気持ちであった。飲み会もたまにだし。夫のためにヱビスビールも常備しています。

健診もほぼ毎回一緒に来てくれた。産休に入る前から土曜日に行っていたので、土曜日は朝イチで病院、終わったら出先で遅めの朝ごはん、の流れが習慣になっていた。

本当にありがとうございます。
つらいしんどいと言ってばかりで辛気くさくてすみませんでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

■妊婦と仕事

現職、結婚してから就いた職で、ここで産休育休を取るには最低一年か二年は働いてからでないと厳しい、と思ったので、子を設けるまでに時間がかかってしまった。
男は結婚したり子供ができたりすると職場での信頼が急上昇し、女は結婚したり子供ができたりすると職場での信頼がガタ落ちするの、本当に理不尽だと思う。
しかし妊娠して今後はこの職場で私がダントツ一番お荷物社員確定だな、と自覚した時点で職場に対する一切の不満が消えた。元々不満はほとんどなく、今まで勤めた中で一番いい職場だと思っていたが、産休育休を取らせていただけるありがてえありがてえということになった時点で一切の不満が消え、仕事に対する心構えが決まり、悟りの境地菩薩の心で仕事ができるようになったので、福利厚生がまともな職場に属しての妊娠出産おすすめです。
でもなんで産む女はこんなに申し訳なく思わなければならないんだろ、社会は厳しい。
でも、本当にありがとうございます。

私が従事している仕事は誰でもできるけど一から覚えるのは三日で辞めたくなるほどつらくて私が非正規でこの仕事をやらされたら絶対に三日で辞めると思うので引き継ぎがどうなるかものすごく憂鬱だったんだけど、(中略)いろいろあってスムーズに引き継ぎさせてもらったのである。
本当にありがとうございます。私の戻る席、ないかもしれません。

妊娠前の私は仕事を他人に任せられない手伝ってもらえない人間だったのですが、妊娠により仕事を他人に任せられる手伝ってもらえる人間にヴァージョンアップしました。これは強い。
自分ができる限りのことをして、後は相手を信頼する、何かあったら引き受ける、ということができるようになった。
引き継ぎに関してもできる限りのことはしたので、お任せしたことに関して気掛かりは一切ありません。仕事のことは全部忘れました。私がいなくても仕事は回る。
本当にありがとうございます。私の戻る席、ないかもしれません。

ちなみにこれはライフハックなのですが、つわりのピークが繁忙期と重なって地獄を見たのですが、一刻も早く家に帰って横になりたいという切実な思いから、ものすごく集中してトランス状態で仕事をしていた結果、ものすごく捗った。去年の繁忙期は毎日三時間残業をしていたのに、今年は仕事に慣れたこともあり、半分以下の残業で済んだ。

産休の開始時期って人間の限界に設定されているのだなあと感心した。
これ以上働いたらぶっ倒れるよ真夏だしと思った。
とにかく私は端から見ると全然しんどそうに見えないらしいが本当にしんどかった。
夫にすら「しんどいと言われないとしんどそうとわからない」と言われたほどなので、妊婦のみなさん、しんどさは適度に表明したほうがよさそうです。

子供二人ほしいけど核家族で働きながら二人目を設けるのはかなりの厳しさある。二歳差とか肩身が狭すぎる以前に一歳前後の一人目がいる状態で妊娠期間に耐えるのは物理的にも精神的にも無理だと思う。四歳差とかで限界までがんばればなんとかなるのでは?というレベル。
双子なら妊娠出産産休育休育児が一度で済んで楽では?と思っていたが完全に甘い考え、多胎妊娠に安定期はないし妊娠中に仕事を続けるのは難しいと思う、単胎妊娠でなんとか働けるというレベル、妊娠中は生きているだけで二倍しんどいのに双子なら四倍しんどそう絶対無理。

病院の母親学級、二人目三人目四人目!の経産婦がおり、少子化って嘘では?という気持ちに。しかもワーキングマザーばかりで、六年ぶりに二人目とか四年ぶりに三人目とか、働きながら産んでおり心強い。少子化とは言っても産むか産まないかで二極化していると感じる。

取引先の担当者に事務的な産休報告メールを送ると、結構な確率で温かい返信をくれるのでびっくりした。
女性は自分も子持ちで復帰したとか、男性は妻の出産に立ち会ったとか、エピソードを加えて返信をくれる。これは新鮮な体験だった。普段は当たり前だけど商談しかしない相手なので。

■なぜ仕事を続けるのか

いろいろあって子を私の扶養に入れたので絶対に辞めません。
何しろ¥が必要で、私が無職の状態で子を産んだら職に就くまでノー¥だけど、働き続けていれば産休育休中の手当も終了後の職も約束されるとなると絶対に仕事を続けるに決まっている。我々には¥と職が必要なんだ。

あと産休中にポケモン GO がなかったら完全に引きこもっていたであろう私は、社会性ぎりぎりでも働かせてもらえるなら外で働いたほうがいいと思う。

そもそも私は丸二年以上の無職期間を持つ無職の才能があるセミプロ無職だがなんとか働いており、それだけに繊細な夫だけを働かせるわけにはいかないという気持ちがある(社会性ぎりぎりの私が男で自分一人が賃金労働をして妻子を養わなければならないとしたらプレッシャーで死ぬ)し、私のような人間でもなんとか社会と折り合いをつけて生きていくのだよと子に示す義務があるし、私は幸せだし子も幸せに生きてほしい。

■妊婦と胎児

よく動く、かわいいけど不気味、最強のキモカワ、と思っていた。
夜中に頻尿で起きて眠れないときに携帯電話を見ているとぼこぼこ動くので、「寝なさい」と言っているのかな〜、と思っていた。

胎教にいいなんちゃらみたいなのは特にやってないけど、話しかけるのはめっちゃ話しかけていた。なんでかって言うと、仕事をしていたからで、中の人が賢くて定時になると帰りたいと暴れ出すからです。労いのためにめっちゃ話しかけていた。
「よしよしもう帰ろうね〜」と念じながら腹を撫でて騙し騙し残業をして、終わったら更衣室で「今日もがんばったね〜」と話しかけて腹を撫でて労っていた。
胎教的によくなかったのは臨月に『ヤノマミ』を読んだことかもしれない。
臨月に『シン・ゴジラ』を観たのが胎教的にどうだったのかはわからない。

話は変わりますが、子の同級生は、渡辺蘭さんの子、ヨン様の子、東出杏さんの双子、野村佑香さんの子、釈由美子さんの子、山崎バニラさんの子、市川由衣さんの子、吉澤ひとみさんの子、菊地凛子さんの子、与沢翼さんの子、などです。
他にもいれば教えてください。

■おなかぽんぽこりんアイドルとしての活動

家庭内では歌って踊れるおなかぽんぽこりんアイドルとして精力的に活動。体調や体重の変化や胎児の成長に一喜一憂する心情を赤裸々に綴ったオリジナル曲を次々と発表し、つわりライブ、安定期ライブ、臨月ライブ、正産期ライブ、予定日カウントダウンライブ、予定日ライブ、予定日超過ライブ、陣痛ライブなどを開催。握手会ならぬ胎動おさわり会などの特典あり。

■人間って不思議だなあ

こんなに文明が発達しているのにいまだにこんなにプリミティヴな殖え方をしている人間って不思議、全員が同じ生殖を経て誕生しているのが不気味、試験管ベビーにしても代理出産にしても結局はおなかの中で育つのだから。
全員がこんな原始的な繁殖で生まれていながら文明社会の規律の中で生きていかなければならないなんて、発狂しそう。不思議で不気味で面白すぎる。
次期米大統領トランプ氏にも、うんち出たね〜とか言われながらおしめを替えてもらった過去があるということです。

■おわりに

退職して転居して結婚して新しく職に就いて様子を見つつ一年以上勤務して法的に産休育休を取得できる資格を得たところで詳しくは書けないけど手厚い福利厚生の実績があることを確認してなんとかなるかもと判断して妊娠して悪阻のピークの繁忙期を乗り越え上司や同僚に報告して引き継ぎをしつつ決算を乗り越え真夏を迎え人間の限界の産休期間に入りイッツオートマティッキキキエフとして人間活動に専念することとなった。
私の神経の太さと運の強さと弊社の(面接時に子について聞かれて正直に回答しているのに採用する)懐の深さのケミストリーである。
本当にありがたいことです。

以上のように私にはそれなりに恵まれた環境と根性がありがんばれたが、そもそも今の時代、出来婚以外で子を持つとなるとそれ相応の覚悟が要るのに、更にいろいろ用意周到ながんばりングがなければ子を持てない社会では、そりゃ少子化にもなるだろう、というのが正直な感想である。
そして今後は保活(子を保育所に入所させるための活動の略語)でも苦しむのである。そりゃ少子化にもなるだろう、というのが正直な感想である。
二人目は四月か五月に生みたい(保活的に有利だから)。いや、二人目は夫に産んでほしい。でも私は夫ほど妊婦をサポートできる気がしないので、やっぱり自分で産みます。よろしくお願いします。

どんづまりの時代に社会に日本に産むことを申し訳なくも思うけど、エゴでも何でもとにかく絶対に幸せに生きてほしい。
レールは自分で敷いて走るんだよ、お母ちゃんもかなり脱線して敷き直したからなんとかなるし、まあ三十年くらい生きていれば人生楽しくなってくるから、ということを伝えたい。

私はもう絶対に死ねませんので死にません。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

■次回予告

さて、次回の新記記日記は「死ぬかと思った日記」です。

 

 

 

平成 28 年 12 月 1 日
職務経歴エンタテインメント株式会社
代表取締役事務(産休中) 樹木希F

 

※上記はすべて個人の感想です。